【特別仕様：こちらの商品は上製本となります】 主人公の男の子とお母さんの掛け合いで進む絵本。ぜひ母子でセリフを読み合ってみてください。物語は、ある地点からファンタジーの扉が開き、潜水艦に乗ってペンギンの国へ。そしてドラゴンとのちょっとした闘いになる。異世界へ旅立つ前の現実世界の場面の絵の中に、その後に出てくるものが見つけられるかなあ。そういう絵を読む楽しみも、体感してもらえたら嬉しい。いつもお母さんといっしょだけど、そんな男の子のささやかな自力解決（自立の萌芽）の物語でもあります。

　この絵本は、男の子が日常から急にファンタジーの世界に入ってしまうストーリーになっています。 　お母さんのセリフが淡々としていますが、これは男の子の自力解決をささやかながら促しています。 　自力解決は、進んで行動する、意見や気持ちをはっきり言えるなど、自分で判断や行動をスムーズにできることを言います。 　また、日常で出てくるものがファンタジーの世界に出てくるので、「あれ？どこかで見たような・・・」と再度ページを見返して、発見できる楽しみがあります。 　ぜひ、お子様と一緒に「藤本ともひこワールド」をお楽しみください！