「うちの子になりませんか！」は、殺処分、過酷な生体販売の禁止をテーマにした、小学校一年生以上を読者とした絵本です。 今回、絵本を作るにあたり、改めて現状を調べて情報を得ました。、殺処分で命を落とす犬は年間7000頭。そこには、人間の赤ちゃんが生まれたから、引っ越すから、犬が、人間が、年老いたから・・・身勝手な理由ばかりが並びます。 方やペットショップに並ぶ子犬たちは、そこに至るまで殺処分をも上回る年間2万3000頭の命を落としている(朝日新聞、太田記者)そうです。 この悲しい現実には、大人である私たちでさえ、とても心が痛みましたから、子供たちにどう伝えるか、どこまで伝えるかを大変悩みました。それでもこうして絵本にした理由は、この現状を変えていくためには子供たちの力が必要だと願ったからです。 しかしながら、初めて耳にする内容にショックを受けてしまうことでしょう。どうか、子供たちの反応を見ながら、必要とあれば言葉を添えながら一緒に読んであげてください。 そして、これから犬を飼いたいという方は、「うちの子になりませんか！」を合言葉に大切な家族を探すのはいかがでしょうか？