どんな絵本?
Book info
あらすじ
本作は、堺市の里親制度で養子縁組をした、友人からの個人的な依頼で制作がはじまりました。里親制度では、子どもに自分が生みの親ではないことを伝えなければならい「真実告知」というものがあり、そのタイミングは、子どもがその生い立ちなどが理解できるようになった頃に行うようです。しかし、里親にとっては大変勇気のいることで、友人もそのことで悩んでいました。「真実告知」の際、子どもが事実を受け入れるため、その一助となる絵本を作って欲しいというのが友人の依頼でした。
「生みの父母 は別にいるけども、現在の両親(家族)に望まれ、愛されている。自分を支えてくれるコミュニティ(町)の中で育っている。」ことを理解してもらえるような、ストーリー制作を心がけました。また、あまりリアルな養子縁組の絵本にならぬよう、地域コミュニティを「サーカス団」、家族を「ライオン」に置き換え、親子の会話の中にある、懐かしさ、暖かさ、優しさを、やわらかい画風で表現してみました。
作家名(ペンネーム)
ページ数
24ページ
サイズ
H 182mm × W 182mm
公開日
2024/03/21 公開
対象年齢
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